Mcdonnell Douglas F-15E "Strike Eagle"
マクダネル・ダグラス F-15E "ストライク・イーグル"
![]() アメリカ空軍 F-15E |
<概要>
傑作制空戦闘機のF-15を元に、戦闘爆撃機仕様としたのがF-15Eである。
F-111アードバーグの後継となる機体で、マルチロールファイターのように適度な対空対地能力ではなく、
どんな状況でもどんな物でも破壊できることをコンセプトに、最強の空対地攻撃能力を施すことに終始した。
F-15Dを元にしているが、機体の60%ほどを改設計していて、ほとんど別機のようになっている。
フライトシステムにフライ・バイ・ワイヤを使い、自動地形追随システムも追加、
FLIR、地形追随レーダーを統合した、LANTIRNシステムを搭載、
複座のコックピットに配されたCRTに夜間でも昼間のような画像を映す事が出来るようになり、
本格的な夜間低空侵攻能力を持つことになった。
火器管制装置、攻撃、航法、通信システムもアップグレードが施され、数多くの対地ミサイルを装備出来るようになり、
胴体側面に密着した、コンフォーマルタンクと呼ばれる燃料タンクを装備し、航続距離の延長が図られ、
コンフォーマルタンクに直接兵装ステーションが追加され、搭載量が向上した。
空対空攻撃能力もF-15Dとほぼ変わらない能力を持っている。
とはいえ、やはり最高の攻撃能力を持たせたがためにF-15を越える高価な機体となったため、
これも運用できる国が限られてしまった。
<各形式>
・F-15E
F-15E基本型。
・F-15I
イスラエル向け仕様。
・F-15S
サウジアラビア向け仕様。空対空任務、空対地任務の2タイプがある。
・F-15K
韓国向け仕様。
<搭載兵器>
F-15が搭載可能な兵器に加え、
・AGM-65 "Maverick"
短距離対地ミサイル。赤外線画像認識誘導方式。
・AGM-84 "Harpoon"
中距離対艦ミサイル。慣性&アクティブレーダー誘導方式。
・AGM-88 "HARM"
中距離対レーダーミサイル。パッシブレーダー誘導方式。
・AGM-130
中距離対地ミサイル。GPS慣性&TV/赤外線画像認識誘導方式。
・AGM-154 "JSOW"
スタンドオフディスペンサー。慣性&GPS誘導方式。
・GBU-15
誘導爆弾。赤外線画像認識誘導方式。
・GBU-10、12、16 "Paveway U"
誘導爆弾。レーザー誘導方式。500ポンド、1000ポンド、2000ポンドの各種サイズがある。
・GBU-24 "Paveway V"
誘導爆弾。レーザー誘導方式。
・GBU-28 "Deep Throat"
対塹壕誘導爆弾。レーザー誘導方式。
・GBU-31、32 "JDAM"
誘導爆弾。GPS誘導方式。1000ポンド、2000ポンドの各種サイズがある。
・BLU-107 "Durandal"
対滑走路爆弾。
・BLU-118 "Thermobaric"
対人燃料気化爆弾。
・CBU-59、87、97 "Rockeye U"
クラスター爆弾。
・CBU-72
燃料気化爆弾。
・B-61
戦術核爆弾。
・B-83
戦略核爆弾。