Sukhoi Su-30M "Flanker"
スホーイ設計局 Su-30M "フランカー"
![]() スホーイ設計局試作機 Su-30MKI |
<概要>
マルチロール型に改修されたSu-30Kの能力をさらに高めるために、
Su-35、Su-37で培われてきた三翼面制御と推力偏向ノズルを用いることで、
高度な空戦性能と対地攻撃能力を授けることになった。
特に推力偏向ノズルが搭載された戦闘機は世界初で、Su-37で試験的に使われた技術の実用型である。
これはエンジンノズルの排出方向を15度まで傾けることが可能な機構で、
カナード翼、主翼、尾翼に次ぐ4つ目の姿勢制御システムとなった。
Su-37では上下にノズルを動かすだけであったが、
Su-30Mでは、その推力偏向ノズルを垂直方向から15度傾けて取り付け、
縦方向だけではなく、横方向へもその効果が及ぶように改良されている。
エンジンが2発あることも利用して、相互の排出方向と推力をずらすことにより、
ロールにもヨーにもこの推力偏向技術を活用することが可能である。
<各形式>
・Su-30M
Su-30M基本型式。
・Su-30MK
Su-30M輸出型。
・Su-30MKI
インド空軍向けSu-30MK。
<搭載兵器>
Su-35と同様。